今回は、【年齢、タイプ別】おすすめの資産運用方法に関して紹介いたします。
【年齢、タイプ別】おすすめの資産運用方法を紹介「20代、新社会人、子育て家族、夫婦2人家族、独身、50代」
この記事では、年齢、タイプ別に資産運用の事例を紹介しますので、自分に合った運用プランを探してみてください。
20代、新社会人におすすめの資産運用
20代、新社会人こそが一番の貯め時!?
20代の社会人になりたてのころは、まだ収入が低く、貯蓄や運用に回すお金が無いと感じるかもしれません。
しかし、あなたの老後には年金だけでは生活できなくなっている可能性もあるのです。
早い段階で資産形成を始める事が出来ると、老後の生活がぐっと楽になります。
結婚や家の購入、転職などまとまったお金が必要になってくる時期でもあります。
突発的にお金が必要になった場合でも対応できるよう、新社会人の方は銀行預金や社内財形、投資信託、つみたてNISAなどすぐに引き出すことの出来る商品をメインに選んでいくと良いでしょう。
確定拠出年金制度を利用する
若いときにこそ、株式で運用する投資信託などを積極的に選択していきましょう。
資産運用における最大の武器は『時間』です。
確定拠出年金の制度によって、非課税で60歳までの長期投資を行い、効率よくお金を増やすことが出来ます。
若いからこその『時間』という特権を最大限に活用していきましょう。
・確定拠出年金制度で株式を運用する投資信託を選択して積極的に運用を行う
・資格取得などの自己投資にもお金をかける
子育て家族におすすめの資産運用
いつどんなお金が必要なのかを把握する
子育て家族の場合は、子供の成長と共にまとまった資金が必要になります。
ライフプラン表などを作成して、いつ頃どんな支出が必要になるのか把握しておきましょう。
資金に余裕のない家庭ほど、早めに資産運用を行うことで、後々の生活が楽になります。
小額から非課税でつみたてを行うことが出来る『つみたてNISA』がおすすめとなります。
資金に余裕のある場合は、子供のための資金をジュニアNISAで運用するなど、非課税制度を積極的に活用すると良いでしょう。
晩婚晩産家庭の場合は注意点も
2016年の平均初婚年齢は男性が31歳、女性が29歳となります。
平均年齢が年々遅くなってきており、子供の独立よりも先に親の定年退職が来てしまうというケースも珍しくありません。
大切な老後資金である退職金を子供の養育費に回して、老後の生活が苦しくなってしまったということが無いように、ライフプランをしっかりと作成しておくことをおすすめします。
・つみたてNISAを活用して、老後資金をコツコツ増やしていく
・資金に余裕のある場合は、子供のための資金をジュニアNISAで運用する
夫婦2人家族におすすめの資産運用
支出に見合う老後資金の準備を
共働きで子供のいない家庭では、子供の教育負担が無い分お金を貯めやすいという事もあるかと思います。
老後は夫婦2人分の公的年金を受け取ることができるため、生活資金に困るという事は少ないかもしれません。
しかし、収入が多い分、生活の水準が高い家庭が多いのも夫婦2人家庭の特徴です。
退職後に急に生活のレベルを落とすことは簡単ではないでしょう。
子供がいない場合は、介護施設の利用などで、お金が必要になる機会も多い可能性が高いです。
早めに資産運用を行って、十分な老後資金を蓄えておくことをおすすめします。
『NISA』や『つみたてNISA』、『iDeCo』を活用して、税負担を減らしながら、積極的に資産形成を行うことをおすすめします。
夫婦それぞれの資産運用を
共働きの家庭では、片方の名義でまとめて資産運用を行うケースも考えられます。
しかし、それではNISAなどの非課税枠を1人分しか活用出来ておらず、もったいないです。
非課税制度の限度額を最大限に活用するためにも、2人分に分けて、夫婦それぞれで資産運用を行うことをおすすめします。
・非課税枠を最大限に活用するため、夫婦2人分の名義で『NISA』や『つみたてNISA』、『iDeCo』を運用する
・資金に余裕のある場合は、『NISA』などのリスクを取った運用がおすすめ
独身の方におすすめの資産運用
余裕のある老後生活を目指して運用を行おう
老後を配偶者や子供と暮らさないシングルの人にとって、老後資金作りは真剣に考えなければならない課題です。
高齢になった時に慌てないように、早めの資産運用でしっかりと資金を確保しておきましょう。
長期で取り組む資産運用には『つみたてNISA』や『iDeCo』がおすすめとなります。
実家暮らしなど、資金に余裕のある場合は『NISA』などのリスクを取った運用を行ってみてもいいでしょう。
相談相手を見つけよう
日本では、資産運用がまだ身近ではないため、他の人と資産運用に関して話し合うことは滅多にないでしょう。
細かい資産運用の話が出来る相手はなかなか見つけることが出来ません。
金融機関の開催するセミナーなどに参加して、情報収集することや、参加者同士で情報交換することも1つの方法です。
銀行や証券会社の窓口に相談してみるなど、専門家を上手に活用してみても良いでしょう。
・ライフプラン表の作成によって老後に必要な金額を把握し、早めの資産運用を行う
・安定して運用を行う場合は『つみたてNISA』や『iDeCo』、資金に余裕のある場合は『NISA』がおすすめ
50代におすすめ資産運用(50代から資産運用を始めても遅くない)
働いている間に投資経験を積もう
50代の人こそ『今から資産運用を始めてもなぁ・・・』と考えるのではなく、今すぐにでも資産運用を行いましょう。
退職金が入ったタイミングで、金融機関に勧められて知識も無いまま、資産運用を行うのは非常に危険です。
資産運用は正しい知識を身に付けた後に行っていきましょう。
50代のうちであれば給与など定期的な収入もあるため、経済情勢が悪化して運用が上手くいってなかったとしても、冷静な判断が可能になります。
経験に勝るものはありませんので、給与などの定期的な収入があるうちに資産運用に慣れておくことをおすすめします。
iDeCoは受け取り年齢に注意
iDeCoを50代から始める場合、運用期間が短くなってしまうため、あまり運用の効果を期待出来ない可能性があるという点に注意しましょう。
リスクを抑えるなら『つみたてNISA』、資金に余裕のある場合は『NISA』を運用してみても良いでしょう。
・『iDeCo』を利用する場合は、運用期間が短いため、あまり効果を期待できない可能性がある
・安定して運用を行う場合は『つみたてNISA』、資金に余裕のある場合は『NISA』がおすすめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
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