今回は、効果的にアプローチを行うためのWEBマーケティング & WEB広告の種類と最適化に関して紹介いたします。
- 1 【解説】効果的にアプローチを行うためのWEBマーケティング & WEB広告の種類と最適化
- 1.1 リスティング広告
- 1.2 Google広告で出来ること
- 1.3 Yahoo!プロモーション広告(SS:検索連動型広告)
- 1.3.1 Yahoo!プロモーション広告とは?
- 1.3.2 Yahoo!プロモーション広告によるアプローチ
- 1.3.3 潜在層(ユーザー数:多、興味関心度:低)
- 1.3.4 潜在層のユーザーに効果的な広告
- 1.3.5 準顕在層(ユーザー数:中、興味関心度:中)
- 1.3.6 準顕在層のユーザーに効果的な広告
- 1.3.7 顕在層(ユーザー数:少、興味関心度:高)
- 1.3.8 顕在層のユーザーに効果的な広告
- 1.3.9 スポンサードサーチとは?
- 1.3.10 1.オークション形式
- 1.3.11 オークション方式の品質はどのように決定されているか?
- 1.3.12 オークション方式の品質向上によるメリット
- 1.3.13 2.クリック課金制
- 1.3.14 3.柔軟なターゲット設定
- 1.3.15 4.運用の可能性
- 1.3.16 5.検証性の高さ
- 1.4 Yahoo!プロモーション広告(YDN:コンテンツ連動型広告)
- 1.5 Twitter広告
- 1.6 Facebook広告
- 1.7 Facebookアカウントの種類
- 1.8 オーディエンスの基本
- 2 取れたデータを元にLPを最適化して最強のLPを作る
- 3 WEBマーケティング全体像のまとめ
【解説】効果的にアプローチを行うためのWEBマーケティング & WEB広告の種類と最適化
そもそもWEBマーケティング & WEB広告の基本が分からないという方は、下記の記事で紹介していますので、確認してみてください。
リスティング広告
PPC広告とは?
リスティング広告『検索連動型広告』
検索連動型広告とは、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに関連した広告を検索結果に掲載でき、クリックされると費用が発生する広告となります。
Googleアドワーズでは『検索ネットワーク』、Yahoo!プロモーション広告では『スポンサードサーチ』などと呼ばれます。
検索連動型広告は顕在層のニーズを持っている顧客に対してアプローチをすることで効果を高めることが出来ます。
一般的には、市場の約10%が顕在層であると言われています。
リスティング広告『コンテンツ連動型広告』
コンテンツ連動型広告とは、ニュースサイトやブログなどに、サイトの内容やユーザーの興味などと連動して広告を掲載でき、クリックされると費用が発生する広告となります。
Googleアドワーズでは『ディスプレイネットワーク』、Yahoo!プロモーション広告では『YDN』と呼ばれます。
コンテンツ連動型広告は、SNSで交流している際に表示される広告媒体であり、潜在層のニーズを持っている顧客に対してアプローチすると効果的です。
一般的には、市場の約60%が潜在層である言われています。
Google広告で出来ること
2.『WEBサイト』によるターゲティング
3.『行動履歴をもとにしたオーディエンス』によるターゲティング
4.『情報検索』によるターゲティング
Yahoo!プロモーション広告(SS:検索連動型広告)
Yahoo!プロモーション広告とは?
Yahoo!プロモーション広告によるアプローチ
配信したいターゲット層に合わせて効果的にアプローチが可能です。
潜在層(ユーザー数:多、興味関心度:低)
・ブランドやサービス、商品名を知らない人
潜在層のユーザーに効果的な広告
⇒ コンテンツ閲覧中のユーザーへのアプローチ
準顕在層(ユーザー数:中、興味関心度:中)
・ブランドやサービス、商品名などを既に知っている人
準顕在層のユーザーに効果的な広告
⇒ コンテンツ閲覧中のユーザーへアプローチ
⇒ 検索結果ページに広告を掲載する
顕在層(ユーザー数:少、興味関心度:高)
・商品を必要としている人
顕在層のユーザーに効果的な広告
⇒ 検索結果ページに広告を掲載する
スポンサードサーチとは?
2.クリック課金制
3.柔軟なターゲット設定
4.運用の可能性
5.検証性の高さ
1.オークション形式
掲載順位がオークションによって決定されます。
入札と広告の品質より算出される広告ランクの高い順に上位表示されていきます。
(入札価格×品質+広告表示オプション)=広告ランク
≪入札価格とは?≫
キーワード毎に設定することができ、入札価格を上げると、広告の掲載順位を引き上げることが出来ます。
≪品質とは?≫
品質を高めることで広告の掲載順位を引き上げることが出来ます。
≪広告表示オプションとは?≫
通常の広告文に含める事が出来ない追加情報や関連情報を掲載できます。
オークション方式の品質はどのように決定されているか?
2.≪広告との関連性≫によって情報の関連性を判断する。
3.≪リンク先の関連性≫によって情報の関連性を判断する。
オークション方式の品質向上によるメリット
・広告掲載順位が上昇する
・広告表示オプションなどの表示回数が増える
・広告掲載に必要な最低入札価格が安値になる
2.クリック課金制
クリック課金制には下記の特徴があります。
・入札は1円から可能。
3.柔軟なターゲット設定
様々な要素でターゲット設定を行うことが出来ます。
≪配信地域による設定≫
都道府県、市区町村でターゲットの設定が可能です。
≪時間帯曜日による設定≫
曜日ごとに24時間に対し、15分単位での設定が可能です。
≪デバイスによる設定≫
PC、タブレット、スマートフォンに対して自由に配信が可能です。
4.運用の可能性
広告配信の開始、停止がいつでも自由に設定出来ます。
予算も小額からスタートが可能です。
5.検証性の高さ
管理画面では、ほぼリアルタイムでデータの確認が出来ます。
レポート機能により、Excel(CSVデータ)にて確認も可能となります。
Yahoo!プロモーション広告(YDN:コンテンツ連動型広告)
YDNとは?
多彩な広告掲載方式で関連性の高いユーザーへアプローチが可能です。
YDNの仕組み
配信するWEBサイトとユーザーをターゲティングして広告配信する。
≪認知度を広げる≫
インプレッションを増やして認知度を広げましょう。
≪ニーズを獲得≫
顧客候補の目に触れる機会を増やしましょう。
≪ニーズを獲得するのに効果的な広告≫
・サイトカテゴリー
・インタレストカテゴリー
・インタレストマッチ
≪集客アップ≫
サイトへの誘導を増やして集客アップを図りましょう。
≪集客アップに効果的な広告≫
・サイトカテゴリー
・インタレストカテゴリー
・インタレストマッチ
・サーチターゲティング
・スポンサードサーチ
≪コンバージョンの獲得≫
広告を活用してコンバージョン数を増やしましょう。
≪成約の後押しに効果的な広告≫
・スポンサードサーチ
・サイトリターゲティング
Twitter広告
今の世の中、SNSを使っている人は多く『Twitter』、『Instagram』も検索ツールの1つとなります。
速報などは『Twitter』での検索が多く、食べ物、洋服、雑貨など『Instagram』で検索されていることが多いです。
Twitter広告のターゲティング
・キーワードターゲティング
⇒ ツイート/検索した言葉で絞り込む
・フォロワーターゲティング
⇒ 選択したアカウントのフォロワーとその類似ユーザーで絞り込む
・興味関心ターゲティング
Twitterとテレビの関係性
テレビを見ているユーザーの81%(5人中4人)がTwitterを使いながらテレビを視聴しています。
テレビターゲティングの活用例
≪10代の女性を対象とした商材/サービスの場合≫
10代に人気の芸能人が出演するバラエティ番組をターゲティング設定します。
その番組のメイン視聴者である、10代の女性を対象とした商材の広告を配信することで、コンバージョンの獲得が期待出来ます。
Twitterプロモビデオ
動画広告によって認知度の向上を図ることが出来ます。
Twitterプロモビデオとテレビターゲティングの組み合わせ
Twitterの動画広告「プロモーテッドビデオ」でテレビ出演者や紹介された商品に関するものやサービスを動画で紹介することで、テレビCMを打つよりも安値でコンバージョンの獲得が期待出来ます。
Facebook広告
Facebook広告は目的最適化配信機能が搭載されています。
そのため、他の広告媒体よりも個人ターゲティングの精度が高いです。
ターゲティングの種類
性別、年齢、興味・関心、交際ステータス、学歴・学校名、業種、会社名、ライフイベント。リターゲティング、類似ユーザーなど
最適なターゲティング設定
・年齢×性別×興味関心
・類似ユーザーターゲティング
Facebook広告を使って出来ること
2.Facebookページのファンの獲得
3.イベントやセミナー集客のための見込み顧客の獲得
4.店舗への集客やコンバージョンの獲得
5.成約、申込み、購入などのコンバージョン獲得を目的とした広告配信
自社の既存の顧客リストから類似した顧客リストを生成することも出来ます。
Facebookの入札方法
Facebook広告にはキャンペーンに対して複数の入札方法があります。
CPC
ユーザーが広告をクリックするたびに課金されます。
実施は簡単ですが、配信結果によっての最適化がかけにくいというデメリットもあります。
CPM
1000回の広告表示に合わせて課金されます。
CTRが高ければ高いほど結果のクリック単価が安くなり、CTRが低ければ低いほど結果のクリック単価が高くなります。
最適化CPC/CPM(oCPM)
Facebookがキャンペーンの配信目的に合わせ、独自のアルゴリズムを使って、目的に応じた最適な入札額で広告配信を行います。
配信単価が特に決まっていない場合はこちらの自動最適化をおすすめします。
逆に、ある程度上限クリック単価など決められている場合はおすすめしません。
Facebookアカウントの種類
個人アカウント
普段使用しているアカウントのことです。
実名制の為、基本的には一人一つの取得になります。
個別広告アカウント
個人アカウントを取得した際に、個別の広告アカウントが自動的に作成されています。
一人一つしか取得できません。
Facebookページ
誰でも自由にFacebookページを作成することが可能です。
広告アカウント(ビジネスマネージャー)
Facebookビジネスマネージャーを取得することで、複数の広告アカウントを管理することが出来るようになります。
広告を配信する際には、取得することを推奨しています。
ビジネスマネージャーとは?
ビジネスマネージャーを使用することで、一枚のクレジットカードで複数のアカウントの運用が可能になります。
コンバージョンキャンペーンの作成手順
≪広告出稿までの流れ≫
2.ピクセルの配置
3.コンバージョンポイントの設定
4.(リマーケティングリストの作成)
5.(カスタムオーディエンスの作成)
6.(類似オーディエンスの作成)
7.キャンペーン、広告セット、広告の作成
オーディエンスの基本
オーディエンスデータとは?
カスタムオーディエンス
自社の商品、サービスを購入・受けているなど既存顧客のリストをFacebookにアップロードすることでその顧客に広告を配信することができます。
類似オーディエンス
自社リスト(メールアドレス or 電話番号)に似た類似リストを自動生成してそのリストに対して広告を配信することができます。
オーディエンスデータの基本
自社が既に持っているリスト(メールアドレス・携帯番号)などをFacebookに登録を行い、マッチしたユーザーのリストを作成することが可能です。
Facebook広告でのパフォーマンスを上げるには?
2.タイトルテスト
3.最強のクリエイティブが出来次第、広告の予算を上げていく
4.スライド&動画クリエイティブで低単価で大量に見込み顧客を集める
取れたデータを元にLPを最適化して最強のLPを作る
3つのLPOツールを駆使してLPの最適化を行う
LPサイト分析ツール ≪Ptengine(ピーティーエンジン)≫
ヒートマップなどコンバージョンを増加させるためのサイト分析ツールとなります。
クリック箇所分析ツール ≪Mouseflow(マウスフロー)≫
ユーザーがマウスを止めた箇所やクリック箇所などを分析出来るツールです。
サイト内のどの部分が気になっているユーザーが多いのかチェックする事が出来ます。
ペルソナ&ABテスト 分析ツール ≪Juicer(ジューサー)≫
WEBサイトに訪問したユーザーを人工知能(AI)で視覚化させるツールとなります。
データを自動で視覚化してくれるため、数字だけでは判断が難しい場合に用いると便利です。
LPOのポイント
・太枠・斜角・影を使う
・マウスオーバー時に変化するような演出を追加する
・コンバージョンを獲得したい商品を中心に配置する
・残り時間や残り数を記載する
WEBマーケティング全体像のまとめ
それと同時に最も困難なことは、ユーザーの本当の声を聞くことです。
自社商品やサービス、自店舗の強みを最大限に活かしてプロモーションすることで、今以上の売り上げを期待出来るため、今すぐ自社・自店舗にてWEBマーケティングを実施することをおすすめします。
とはいえ、なかなか行動に起こせない人たちが多いのも事実です。
その理由といて、『難しそう』だとか『広告費がかかる』という声があります。
ただ、他の手段では『時間』と『労力』が膨大にかかってしまいます。
広告費と時間と労力をそれぞれ同じ『コスト』だと考えた場合には、『広告費がかかる』ということは、大きなデメリットではありません。
むしろ、何カ月もの時間と労力を『広告費』で賄えるとすれば、メリットと捉えることも出来ます。
行動に起こしてみなければ何も始まりません。
まずは、実際にWEBマーケティングとはどんなものなのか実践して経験を積んでいくことをおすすめします。
WEB広告などの概要を理解して、広告出稿におけるデータの蓄積そのものが、自社や自店舗の資産構築と捉えていきましょう。
WEBマーケティングにおける『費用』は売上げアップのための最初の通過点として考えて頂ければと思います。
WEBマーケティングに関する知識をもっと深めたいという方は、下記にWEBマーケティングに関するおすすめの書籍を貼っておきますので参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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