こんにちは、湊 ユウイチです。
今回は、知識が記憶に定着しやすい効率的な読書方法を紹介いたします。
得た知識をアウトプットするつもりで本を読む
私たちの脳は、得た情報をアウトプットするつもりで本を読むと集中力や記憶量が向上し、効率良く知識を身に着けることが出来ます。
『今日得た知識を他の人にも共有しよう』と考えることで『どうやったら上手く内容が伝わるだろう?』と自分なりにかみ砕いて思考を重ねるうちに記憶へと定着していきます。
本の内容を忘れかけた頃に復習することで記憶への定着率アップ
人間の記憶には『短期記憶』と『長期記憶』がありますが、このうち『短期記憶』に保管された記憶は、新しい情報が脳に入ってくるたびに更新され、すぐに忘れていってしまいます。
では、どのようにして『長期記憶』として保管していけばいいのでしょうか?
その答えは『忘れかけた頃に復習を行う』ということにあります。
例えば、テストなどで『あ~、この問題どうやって解くんだっけ?』と考え『そうだ!、この公式を使うんだった』と思い出して復習をします。
すると、脳が『忘れかけていたのにまた復習するなんて、これは重要な情報なんだ』と判断し『長期記憶』として定着しやすくなるのです。
定期的に本の内容を復習する習慣をつける
人間の記憶というのは、曖昧なものです。
『3日前の夜ご飯何食べた?』と聞かれてすぐに答えられる人は少ないでしょう。
たった3日前のことでも思い出すのに時間がかかる、つまり『忘れかけている』のです。
記憶に残しておきたい情報は『3日毎に復習する』など定期的に復習を行う習慣をつけ『長期記憶』へと定着させましょう。
好奇心を刺激する
本を読む時に、中身が『既に知っている内容』と『知らない内容』で分かれている場合が大半かと思います。
本の内容を『全て知っていた』場合は、あなたにとっては「価値の低い本」であり、『全て知らなかった』場合は、「価値は高いが難解な本」となります。
人間は自分が『知らない内容』が書かれていた場合に、それを意識することで知識のギャップを埋めようと好奇心が刺激されます。
好奇心の刺激によって、脳内の『報酬系』と呼ばれるエリアが活性化し、集中力や記憶力の向上につながります。
また、関心のある分野に関して学習する際も、同様の効果が得られます。
さらに驚くべきことに、好奇心を刺激し『報酬系』が活性化している間は、関心の無い分野に関しても記憶力の向上が見込めます。
そのため、記憶に定着させたい知識がある場合は、好奇心を刺激した状態で知識を学ぶことをおすすめします。
以上で、知識が記憶に定着しやすい効率的な読書方法の紹介を終了いたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。