今回は、YMYLジャンルでもGoogleアドセンス審査に合格する方法に関して紹介いたします。
7回目の審査にして、YMYLに関わる「資産運用ブログ」でのGoogleアドセンス合格
合格時点のブログ運用歴は4カ月ほど、投稿記事数は40記事ほどになります。
合格するまでに行った対策などをまとめておりますので、参考にして頂けると幸いです。
Googleアドセンス合格までに行ったこと
・著作権を厳守する
・サイトマップを作成する
・プロフィールを作成する
・お問い合わせページを作成する
・カテゴリーを必要以上に増やさない
・1記事あたりの文章量は1000文字以上を目安にする
・HTTPS化を行う
・SNSを活用する
今回の記事はこんな人におすすめ
・合格するために何をしたらいいのか分からない
・GoogleアドセンスやYMYLって何なのか分からない
・ブログのジャンルを何にしようか悩んでいる
Googleアドセンスとは?
WEBサイト上にGoogleから提示されるタグを張り付けると、訪問したユーザーに対して適切な広告が自動表示されるんだ。
Googleアドセンスとは、自動表示された広告がクリックされるとサイトの運営者にも報酬が入るというシステムの事だよ。
ちなみに、1クリックあたりの広告費は、広告の種類にもよるけど、大体30~90円前後となっているんだ。
Googleアドセンスの合格率ってどのくらい?
2017年のデータによるとGoogleアドセンスの合格率は4%であると発表されているよ。
年々審査は厳しくなっているから、現在では、さらに合格率が低下している事が予想されるね。
YMYLジャンルとは?
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、GoogleがWEBサイトの評価基準をまとめている ガイドライン項目の一つなんだ。
「あなたのお金と人生」という意味で、「人」の人生に重大な影響を与える項目をYMYLジャンルとして、Googleが特に評価を厳しくしているよ。
「ショッピング」、「金銭」の取引関連のWEBページ
「商品購入に関する情報」、「サービス」などのWEBページがYMYLに該当します。
ショッピング情報自体がYMYLに関わるわけではありませんが、「購入」、「送金」などの手続きをオンライン上で行うWEBページはYMYLに関わりますので、注意が必要です。
「金融情報」関連のWEBページ
「投資」、「税金」、「退職金制度」、「ローン」、「銀行」、「保険」などのWEBページがYMYLに該当します。
基本的には、「お金」に関することはすべてYMYLジャンルであると考えて頂いて構いません。
「医療」関連のWEBページ
「医療」、「薬」、「健康」などのWEBページがYMYLに該当します。
医療関連のWEBページは、「人の命に関わってくる」ため、YMYLの中でも特に評価が厳しいです。
仮に正しい知識を発信したとしても、WEBページの管理者が医療関係者でもない限り、個人でGoogleからの高評価を獲得するのが非常に難しいジャンルとなります。
「法律」関連のWEBページ
「政府機関」、「公共機関」、「社会サービス」、「法律」などのWEBページがYMYLに該当します。
「法律」関連に関しても、間違った情報を届ける訳にはいきませんので、基本的には「公式」のWEBサイトが上位に表示されます。
「個人」や「企業」のWEBサイトでも専門家であるなどの「権威性」があれば、ある程度の順位まで上昇する可能性はありますが、最上位に表示をされるということはまずありません。
逆に言うと「権威性」が無ければ上位表示されることも難しいため、専門家以外は狙うべきジャンルではありません。
「国際的情報」関連のWEBページ
「国際的な出来事」、「ビジネス」、「政治」などの重要なトピックに関するWEBページがYMYLに該当します。
Googleも言及していますが。「スポーツ」や「エンターテインメント」などの情報は、「健康」、「経済的安定性」、「安全性」に関わらないためYMYLとして扱われません。
YMYLジャンルはGoogleアドセンスに合格しにくいと言われている
このジャンルでGoogleが誤った情報のWEBサイトを上位表示されたり、アドセンス合格させてしまうと、「訪問したユーザー」の人生に悪影響を与えてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるために、YMYLジャンルに関するWEBサイトは、他のWEBサイトよりもGoogleに厳格に審査され、信頼性がないと判断したサイトは、上位表示やアドセンス合格をさせないようにしているのです。
YMYLと深い関係にあるE-A-T
Googleの評価基準には「YMYL」以外にも様々なものがあります。
その代表的なものが「E-A-T」となります。
E-A-Tとは専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness )の頭文字を取った言葉です。
YMYLのWEBページの評価基準に大きく関わってきます。
E-A-Tでは、WEBページにおけるコンテンツの「品質」や「専門性」の高さ、そのコンテンツを作成した人物の「権威性」、「信頼性」が非常に重要となります。
仮に同品質のコンテンツを掲載したとしても、専門家のWEBサイトや企業サイトの方が上位表示されやすく、専門家ではない個人のサイトが上位表示されにくいのは「権威性」、「信頼性」が獲得できなかったことが原因であると考えられます。
また、専門家が作成したWEBサイトであっても、Googleに専門家であることを認識してもらえない場合もありますので、対策が必要となります。
YMYLジャンルでもGoogleアドセンス審査に合格する方法
有益な情報を記載してコンテンツの品質を高める
品質の高いコンテンツを作ることで、「Google」、「ユーザー」からの評価を高め、Googleアドセンス審査の合格率を高めましょう。
コンテンツの品質が低いとどれだけ頑張ってもGoogleアドセンス審査の合格や上位表示を狙うことは出来ません。
ただ、勘違いしてはいけないのが、品質の高いコンテンツを作ることは、あくまでも最低条件です。
競合サイトに勝つためにも、品質の高いコンテンツ+αの独自性(オリジナリティ)のある情報を発信できるかが非常に重要です。
著作権を厳守する
著作権を守っていないWEBサイトはGoogleアドセンスの審査に合格出来ません。
画像、動画、音楽などを用いる場合は、制作者に「許可」を得るか、「著作権フリー」のものを使用しましょう。
サイトマップを作成する
サイトマップを作成することで、WEBサイトの構造をGoogleに認識してもらうことが出来ます。
せっかくコンテンツを作成してもGoogleに認識して貰えなければ「コンテンツが存在していない」のと同じです。
Googleアドセンスに合格したいのならば、必ずサイトマップを作成するようにしましょう。
また、「訪問したユーザー」がWEBサイト上で迷わないためにもサイトマップの作成は重要となります。
プロフィールを作成する
YMYLに関わるような専門性の高いコンテンツの場合、「どんな人物が作成したコンテンツなのか」というのは非常に重要となります。
例えば、「法律」関係でも弁護士が作成するのと一般人が作成するのでは、そのコンテンツにおける「信頼性」は大きく異なりますよね。
どんな人物が作成したコンテンツなのかが「Google」や「ユーザー」に伝わるように、プロフィールの作成を行いましょう。
SNSを行っている場合は、プロフィールページにSNSへのリンクを貼り付けるのも効果的です。
プライバシーポリシーを作成する
Googleアドセンスは、WEBサイトのアクセス状況などの情報を収集し、適切な広告が表示されるような仕組みとなっています。
無断で情報を収集するということは出来ませんので「訪問してくれたユーザー」に対するプライバシーポリシーを記載する必要があります。
そのため、プライバシーポリシーの作成はGoogleアドセンスに合格するための「必須コンテンツ」とされています。
お問い合わせページを作成する
お問い合わせページを作成することで、「ユーザー」や「広告主」からの質問を受け付けることが出来ます。
いくらコンテンツの品質が高くても、「連絡が取れない」WEBサイトの制作者は信頼出来ませんよね?
そのため、お問い合わせページの作成はGoogleアドセンスに合格する上で非常に重要な項目の一つとなっています。
カテゴリーを必要以上に増やさない
カテゴリーを必要以上に増やさないようにしましょう。
むやみにカテゴリーを増やすと目的のWEBページへ到達しづらくなるため、逆にGoogleからの評価を下げられてしまう可能性があります。
カテゴリーはたくさんあるが、各カテゴリー内に記事が1つしかないなど、WEBサイト全体のバランスが崩れてしまわないようにしましょう。
1記事あたりの文章量は1000字以上を目安にする
1記事あたりの文章量は1000字以上を目安として記入するようにしましょう。
明確な基準はありませんが、あまりにも文章が少なすぎる場合は、そのWEBページだけでは十分な情報が得られず、Googleからの評価が下がってしまう可能性が高いです。
1記事の中でユーザーの悩みが解決できるように目安として、1000文字以上の文章量は確保しましょう。
HTTPS化(SSL化)を行う
HTTPS化とは、WEBサイトに暗号化された通信方式を導入することで安全性を高める手法のことです。
少し前まで使われていたHTTPでは通信が暗号化されていないため、WEBサイトに入力した情報などが抜き取られるというリスクがありました。
ブログを運営していると「常時SSL化」という単語を耳にするかもしれませんが、「常時SSL化」とは、WEBサイト全体をHTTPS化することです。
HTTPS化をすることでWEBサイトの信頼性や評価が上がり、上位表示やアドセンス合格を狙いやすくなります。
SNSを活用する
GoogleがYMYLジャンルの順位を決定する評価基準は公開されていませんが、「E-A-T」が大きな影響を与えている事は間違いないでしょう。
しかし、「権威性」を向上させようとしても、WEBサイト内部のコンテンツ品質を高めるだけでは限界があります。
そこで、どのように情報の発信を行うかが重要となるのです。
特にSNSなどで宣伝をして、その業界の専門家であるという「認知」が広がればWEBサイトの上位表示やGoogleアドセンスの合格を狙うことが出来ます。
SNSを活用し情報を発信することでYMYLに関わるWEBサイトであっても、検索上位に表示した事例もあります。
WEBサイトだけでなく、SNSにも力を入れて積極的に情報を発信しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。