こんにちは、湊 ユウイチです。
今回は、株主優待の受け取り方や注意点を紹介いたします。
株主優待とは?
株主優待とは、会社が株主に対して、『株式を購入してくれてありがとう』という感謝を込めて、自社製品や割引券などを送る制度となります。
会社によって枚数の規定はありますが、株式を所有しているだけで、毎年株主優待を受け取ることが出来るため、株主優待を目当てに株式を保有している投資家もいるほどです。
よく利用するサービスがあるなら、株主優待制度を利用してお得に優待生活を送りましょう。
会社によって株主優待の内容は様々
一口に株主優待といっても、その内容は様々です。
例えば、ホテル業界の株主優待であれば『宿泊券』、飲食業界の株主優待であれば『飲食利用券』、航空・鉄道業界の株主優待であれば『飛行機・新幹線の割引券』など多種多様な株主優待があります。
株主優待は全ての上場企業が実施しているわけではなく、実施しているのは上場企業全体の3割程度となります。
会社のホームページや証券会社から、その会社が株主優待を行っているのかどうか簡単に調べることが出来ますので、自分のお気に入りの会社が株主優待制度を実施しているなら、株主優待目当てにお気に入りの会社の株式を購入してみるのも良いでしょう。
株主優待の受け取るための注意点: 権利確定日の3営業日前までに購入する
株主優待には権利確定日というものがあり、権利確定日の3営業日前(権利付き最終売買日)までにその会社の株式を保有していなければ、株主優待を受け取ることは出来ません。
例として、3/31(月)が権利確定日である会社の株主優待を受け取る場合の表を下記に示します。
3/26(水) |
3/27(木) | 3/28(金) | 3/29(土) | 3/30(日) | 3/31(月) |
営業日 | 営業日 | 営業日 | 休日 | 休日 | 営業日 |
権利確定日の3営業日前(権利付き最終売買日) |
権利落ち日 | 権利確定日 |
この場合、権利確定日の3営業日前は3/26(水)となりますので、3/26(水)までに株式を保有していれば、株主優待を受け取ることが出来ます。
ちなみに、権利確定日の3営業日前に株式を保有しており、権利落ち日に株式を売却した場合でも、その年の株主優待を受け取ることが出来ます。
また、会社ごとに株主優待を受け取るために必要な優待獲得株数が決まっており、必要数以上の株式を保有していなければ、株主優待を受け取ることは出来ません。
優待獲得株数は大体100株の会社が多いですが、証券会社で株主優待を受け取りたい会社を検索して株主優待の欄を開くと優待獲得株数を確認することが出来ます。
素敵な株主優待ライフを
まずはどんな株主優待があるのか調べてみるだけでも面白いものです。
株主優待制度を上手く利用してお得な株主優待ライフを満喫してみてください。
以上で、株主優待の受け取り方や注意点の紹介を終了いたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。