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資産運用におけるリスクとは?知識や経験をもとに低リスクで投資を行う方法

湊 ユウイチ
湊 ユウイチ
こんにちは、湊 ユウイチです。
今回は、資産運用におけるリスクとは?知識や経験をもとに低リスクで投資を行う方法に関して紹介いたします。

資産運用におけるリスクとは?知識や経験をもとに低リスクで投資を行う方法

これからの先の人生を豊かにしていきたいならば、資産運用は必要不可欠です。

資産運用には資産が増えるというメリットもありますが、もちろんリスクもあり、多くの人はそのリスクの内容を知りません。

リスクの内容を知らずに、『資産運用は危険だ』というイメージが先行している人が大勢います。

知識の無い状態で行う資産運用は確かにリスクが高いですが、知識を身に付けることで、リスクは減らせます。

この記事を読むことで、資産運用におけるリスクを理解し、低リスクで投資を行う方法を学んで、将来の資産を増やしましょう。

 

 

資産運用のリスクには2種類ある

『知識や経験によって減らすことが出来るリスク』

価格変動リスク

価格が変動することによって、投資した金融商品の価値が変動するリスクのことです。

株価、為替、債券、不動産などの取引価格は、市場における需給によって決まりますが、政治や経済情勢などの影響も受けるので注意が必要となります。

 

価格変動リスクを低リスクに抑える方法

投資を行う金融商品の特性をしっかりと理解することが大切です。

株式投資についての理解だけでなく、投資する業界や企業についても理解を深め、どのような時にどの程度の値動きがあるか把握しておきましょう。

 

信用リスク

株式など。有価証券を発行する企業が財政難、経営不振などの理由により、債務不履行(利息や元本などをあらかじめ決められた条件で支払うことが出来なくなること)が発生するリスクのことです。

もしも企業が倒産してしまえば、元本が返還されないといったリスクもあります。

 

信用リスクを低リスクに抑える方法

国や企業の財政状況をしっかりと理解しましょう。

十分に理解していないうちは、信用リスクが高い金融商品は購入しないようにしましょう。

事業内容も分からない企業の株式を購入するよりも、誰もが知っているような企業の株式を購入するほうがリスクは低いです。

 

流動性リスク

売買が極端に少なくなることで取引自体が成立せずに、売りたいときに売れなくなってしまうリスクのことです。

不動産投資などは、売ろうと思ってもすぐには買い手が見つからないため、換金するまでに時間がかかります。

換金までに時間がかかることを『流動性が低い』といいます。

投資信託などいつでも換金出来るものを『流動性が高い』といいます。

 

流動性リスクを低リスクに抑える方法

頻繁に売買されているような有名な株式銘柄で取引を行いましょう。

上場している株式であっても、1日の間でほとんど取引されていない銘柄もあります。

そのような銘柄を購入した場合、売りたいときに売ることが出来ないという状況が発生してしまいます。

そのため、出来高の高い銘柄を中心に取引を行うことで流動性リスクを抑えることが出来ます。

不動産投資の場合でも、人気エリアであれば買い手が見つかりやすく、流動性が高くなります。

 

 

為替変動リスク

日本円と外国通貨の為替相場により、外貨建て資産の価値が変動するリスクです。

日本円と外国通貨の為替相場は、『シーソー関係』にあり、どちらかの金額が上昇するとどちらかの金額が減少するようになっています。

主に『FX』や『外国株式』が為替変動の影響を受けます。

 

為替変動リスクを低リスクに抑える方法

為替変動が起こった時でも、為替相場を固定させる『為替ヘッジ』というやり方でリスクを抑えることが出来ます。

しかし、『為替ヘッジ』にはコストがかかるというデメリットもあります。

 

インフレリスク

継続的な物価の上昇が原因で、現金の価値が減ってしまうリスクです。

例えば、100円で購入出来ていた『物』がインフレによって200円になったとします。

今までの2倍の金額を支払わないと『物』が購入できないため、相対的にお金の価値が減ったということになります。

 

インフレリスクを低リスクに抑える方法

リスク回避の基本は、現金ではなく『物』に変えるということです。

『物』は物価の上昇にともなって価格も上昇していくものが理想となります。

代表的な例として、不動産、株式などがあります。

インフレリスクを抑えるには、全ての資産を『貯金』のみに回さないことが大切です。

 

『知識や経験では減らすことが出来ないリスク(ボラティリティ)』

ボラティリティとは?

ボラティリティとは、知識や経験だけではどうすることも出来ない『値動きの幅』のことをいいます。

一般的には、『価格変動の度合い』を表す言葉で、『ボラティリティが大きい』というのは、その商品の価格変動が大きいことを表します。

反対に『ボラティリティが小さい』というのは、その商品の価格変動が小さいことを表しています。

仮想通貨をはじめとする『ボラティリティが大きい』商品はリターンも大きいですが、リスクも大きいです。

そのような商品への投資は、初心者のうちはおすすめしませんが、もし行うのならば、余裕資金で行うようにしましょう。

 

 

無知こそ最大のリスクである

リスクは知識と経験をもとに減らすことが出来ます。

例えば、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が行う投資と、知識のない初心者が行う投資のリスクは違いますよね?

それは、資産運用における知識と経験の量が圧倒的に違うからです。

知識が無いというのは、資産運用に限らず様々なものにおいても非常にリスクが高いです。

車の運転でもそうですが、知識を身に付けずに運転をしようとすると交通事故のリスクが高まります。

しかし、教習所へ行き、正しい知識を身に付け、免許証を取得してから運転を行うことで交通事故のリスクを減らすことが出来ます。

資産運用も同じで、正しい知識を身に付けることで不要なリスクを減らすことが出来るのです。

知識と経験をもとに、資産運用を始めてみて、将来の資産を増やしていきましょう。

 

資産運用の基本となる考え方は、『資産運用とは?基本となる考え方や種類・注意点などを紹介』という記事で紹介しておりますので、興味があれば確認してみてください。

 

 


湊 ユウイチ
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以上で、資産運用におけるリスクとは?知識や経験をもとに低リスクで投資を行う方法の紹介は終了となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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